補足説明: ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 1997 ========================================================================== 【ソフト名】 IBM ThinkPad 530CS システムROMアップデート・ユーティリティー        V.1.12 【登 録 名】 530s1120.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad 530CS 【作成方法】 1)ファイル(自己解凍ファイル)を適当なディレクトリで実行し、 解凍する。         > 530s1120 (Enter)        2)ディスケット作成プログラムを実行し、ディスケットを作成する。 −フォーマット済みの1.44MBディスケット1枚を用意。 > 530s112 A: (Enter) 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている人 には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 − 他のネットワークへの転載。 − ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          − 雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 =========================================================================== 【ファイル紹介】  IBM ThinkPad 530CS  システム・プログラム・サービス・ディスケット バージョン1.12  −−[重要なお知らせ]−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− DOS、Windows 3.1、OS/2をご使用の場合   このシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使って、システム   ・プログラムの更新をこのまま続けてください。  Windows 95をご使用の場合   Windows 95を正しく動作させるため、ThinkPad本体の   システム・プログラム(BIOS等々)を適切なレベルに更新する必要が   あります。ただし、Windows 95に導入するMwave DSP   サポート・ディスケットのバージョンとの組み合わせには注意してくださ   い。   、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、   システム・プログラム・サービス・ディスケットを使用してシステム 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、   ・プログラムの更新を行う前に、必ず次の [Windows 95上で 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、   のMwave DSPとの注意事項]をよく読み、システム・プログラム   を正しく更新してください。  [Windows 95上でのMwave DSPとの注意事項]   Windows 95を正しく動作させるための、ThinkPad本体   のシステム・プログラムのレベル (通常、BIOSの日付を指します)   と、Windows 95に導入するMwave DSP サポート・   ディスケットのバージョンとの組み合わせには、次の条件があります。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  A Windows 95 プラグ・アンド・プレイ機能に完全対応    Windows 95 互換   −システム・プログラム・サービス・ディスケット バージョン1.10    以降を使って、ThinkPad本体内のシステム・プログラムを更新    する(あるいは既にシステム・プログラムは更新済みで、BIOSの日    付が1995年10月31日以降になっている)。   かつ   −Windows 95用及びDOS用のMwave DSP サポート    ・ディスケットのバージョン2.00またはそれ以降のものを使って    Mwave DSP サポート・ソフトウェアをWindows95に    導入する。(または既にWindows 95がThinkPadに導    入されており、Windows 95用の Mwave DSP サポ    ート・ソフトウェアを導入済みである。)  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  B Windows 95 プラグ・アンド・プレイ機能に一部対応    Windows 3.1 互換   −システム・プログラム・サービス・ディスケット バージョン1.00    を使って、ThinkPad本体内のシステム・プログラムを更新する    (あるいは既にシステム・プログラムは更新済みで、BIOSの日付が    1995年7月21日になっている)。   かつ   −Windows 3.1用及びDOS用の Mwave DSP サポ    ート・ディスケットのバージョン1.10または2.00を使って、    Mwave DSP サポート・ソフトウェアをWindows 95    に導入する。(または既にWindows 95がThinkPadに    導入されており、Windows 3.1用のMwave DSPサ    ポート・ソフトウェアを導入済みである。)    (参考)     ・システム・プログラムのレベル(BIOSの日付)の確認方法は、      「システム・プログラムの情報」の章を参照してください。     ・Windows に導入された Mwave DSP サポート・      ソフトウェアのバージョンの確認は、「Mwaveの情報」の章を      参照してください。  Windows 95に対応する場合、システム・プログラムのバージョン  とともに、手元にある Mwave DSP サポート・ディスケットの  「バージョン」が非常に重要です。  ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使って  システム・プログラムを更新する場合は、上記の条件(A)に該当します。  従って、あらかじめ手元に Mwave DSP サポート・ディスケット  のWindows 95用及びDOS用のバージョン2.00またはそれ  以降のものを準備してください。  手元にない場合、次のところから入手可能です(有償サービス)。     IBM PCハードウェア関連プログラム送付センター     (TEL: 0462−73−2233) (Windows 95用Mwaveディスケットを入手する場合)  それらのMwave DSP サポート・ディスケットが手元にそろった後  に、以下の順序でそれぞれを導入し、Windows 95を正しく動作さ  せてください。  1.ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使    ってThinkPadのシステム・プログラムを更新する。  2.Windows 95をThinkPadに導入する。  3.導入されれたWindows 95用およびDOS用の Mwave    DSP サポート・ディスケットのパッケージに含まれている導入ガイ    ドに従って、Mwave DSP サポート・ディスケットを    Windows 95に導入する。 (Windows 95用Mwave DSP サポート・ソフトウェアが導  導入済みの場合)  ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使って  ThinkPadのシステム・プログラムを更新してください。 (Windows 95用Mwaveディスケットを入手されない方)  上記の条件(B)にあたります。従って、システム・プログラム・サービス  ・ディスケット バージョン1.00を使って、ThinkPad本体のシ  ステム・プログラムを更新する(ここで提供されるディスケットは、バー  ジョン1.12であるため使用できません。)か、あるいは既にシステム・  プログラムが更新済みで、BIOSの日付が1995年7月21日になって  いる必要があります。Mwave DSP サポート・ディスケットの  Windows 95用及びDOS用のバージョン2.00またはそれ以降 のものを入手されない場合は、  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、  絶対にここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットを  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、  使ってシステム・プログラムの更新をしないでください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− このディスケットについて  このシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使用し、Think  Pad本体内に収められたシステム・プログラムを更新することにより、問  題の解決や機能の追加、拡張ができます。次のモデルが対象となります。   ThinkPad 530CS  システム・プログラムを更新は、「システム・プログラムの更新のしかた」  の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ディスケット・リリース情報  ディスケット  バージョン   内容  1.00    DX4 33/100MHz プロセッサーのサポート          Windows 95(プレビュー・ベータ版)の対応          問題修正サービス  1.10    Windows 95のサポート  1.11    問題修正サービス  1.12    Am5x86プロセッサーのサポート          問題修正サービス  (注)     IBMは、以下のThinkPadとWindows 95互換性     テストを行い、     APM(アドバンスト パワー マネージメント)BIOS 1.1      および     PnP(プラグ アンド プレイ)BIOS 1.0a     をサポートしています。       ThinkPad 530CS −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問題解決/変更の概要   (参考)    [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。    [新]は新機能または機能の拡張を示します。  以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々の  バージョンで解決されました。 [1.00]  −[新]DX4 33/100MHz プロセッサーのサポート。  −[新]Windows 95(プレビュー・ベータ版)プラグ・アンド    プレイ機能への対応。  −日付が、1999年の次に2000年にならない。  −保守用診断テスト内でマウスを動かしながらCtrl+Kキーを押すと、   システムがハングする。  −保守用診断テストのループ・モードで長時間テストを実行していると、次   のエラー・コードが表示されることがある。     DEV 113、 ERR 46、 FRU 1610 [1.10]  −[新]Windows 95のサポート。 [1.11]  −始動パスワードが設定されている場合、サスペンド状態から通常の操作状   態に戻る際に正しいパスワードを入力しているにもかかわらず、受けつけ   ないことがある。 [1.12]  −[新]Am5x86プロセッサーのサポート。  −Windows 95初期導入済みモデルのユーザー登録画面上でトラッ クポイントLを動かすとシステムがハングする。 −(OS/2使用時のみ)サスペンドまたはハイバネーション後に Mwaveモデムを使用しようとすると、システムがハングすることが ある。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− システム・プログラムの更新のしかた  (注意)   −システム・プログラムを更新するには、ACアダプター、及び充電済み    のバッテリー・パックが必要です。   −ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同    じ、又はそれ以降のバージョンのものを既にお持ちの場合は、このディ    スケットからシステム・プログラムを更新する必要はありません。    導入プログラムは、現在システムに組み込まれているシステム・プログ    ラムのレベルを自動的に調べて、お知らせします。  1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示してください。  2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けてください。  3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケ    ット入れて、電源を入れてください。  4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。  5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。  6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステム    プログラムの更新を完了してください。  警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、  絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを  、、、、、、、、、、、、、  抜いたりしないでください。 システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボード の交換が必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店 にThinkPadをお持ちいただくことになります。このサービスは有償 の場合もあります。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。  7.ディスケット・ドライブからシステム・プログラム・サービス・ディス    ケットが取り出されていることを確認し、電源を切ってください。  8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy−Setup    の画面が表示されるまでF1キーを押し続けてください。  9.始動パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れてくだ    さい。  10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選んで     ください。  11.「OK」を選んでください。  最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを確  認してください。  12.電源を切って,F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま     Easy−Setup の画面が表示されるまでF1キーを押し続け     てください。  13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始して     ください。 テスト画面が表示されます。     テストをパスした各項目には OK が表示されます。  14.全ての項目に OK が表示されたことを確認してください。  15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ってください。  これで全ての作業は完了です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− システム・プログラムの情報  各々のシステム<プログラム・サービス・ディスケットには、次のような  システム・プログラムが入っています。  BIOS P/N とその日付は、 Easy−SetUp のメニュー  から「Config」を選択し、さらに「Systemboard」を選  択することで確認できます。     ディスケット  BIOS     BIOS     バージョン   P/N      日付     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−     1.00    91G1106  07−21−95     1.10    91G1232  10−31−95     1.11    91G1236  12−21−95     1.12    91G1976  08−07−96 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− サービス情報  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシス  テム・プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が  生まれます。 この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、  EMM386.EXEのようなメモリー・マネジャーを使用することで  UMB(アッパー・メモリー・ブロック)として使用することができます。 ThinkPad  BIOS P/N  使用されないBIOS領域 モデル       BIOS 日付 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 530CS     91G1976   E000−EFFF(64KB)           08/07/96  (注意)  −メモリー領域 C000−C7FF は、ビデオBIOS用にあらかじめ   予約されています。   上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応した   BIOS P/N のみ有効です。また将来のシステム・プログラム   の更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。  BIOS P/N とその日付は、 Easy−SetUp のメニュー  から「Config」を選択し、さらに「Systemboard」を選  択することで確認できます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Mwaveの情報  Windowsに導入された Mwave DSP サポート・ソフトウェ  アのバージョンは、以下の方法で確認することができます。  1.Windows 3.1上で、「メニュー バー」上の「ファイル」    の中から「ファイル名を指定して実行」を選択する。    または、Windows 95上で、「スタート」メニューの中から    「ファイル名を指定して実行」を選択する。  2.次のファイル名を指定して実行する。     C:¥MWW¥MANAGER¥MWLEVELS.EXE    (C:¥MWWは、Mwaveサポート・ソフトウェアが導入されてい     るディレクトリです。もしMwaveサポート・ソフトウェアを別の     場所に導入した場合、そのディレクトリを指定してください。)  3.テキスト・ウィンドウが開く。  4.開いたテキスト・ウィンドウの最も下の部分に、Mwaveサポート・    ソフトウェアのバージョンが以下のように表示されています。    OEM=Mwave ThinkPad Release 1.10                               ====             Mwaveサポート・ソフトウェアのバージョン 商標 IBM、ThinkPad、およびOS/2は、IBMコーポレーション の米国、その他の国の商標です。 * Windowsは、Microsoft Coporation の    登録商標です。 その他記載されている会社名、製品名は各社の登録商標および商標です。 ============================================================================= ダウンロードファイル名を『530s1120.EXE』として下さい。