どのビデオ方式を選択すればよいですか?

国によって異なるビデオ方式が使用されています。ビデオ方式は、Matrox X.tools のインストール時に選択できます。ビデオ方式は、使用する装置に合ったものを選択する必要があります。通常は、お住まいの国で使用されているビデオ方式を選択します。Matrox RT.X システムでは、NTSCNTSC-EIAJPALSECAM がサポートされています。ビデオ方式を変更するには、Matrox X.tools を再インストールする必要があります。

NTSC (National Television Systems Committee) NTSC RS-170 方式は、モノクロ画像とカラー画像の両方の受信を可能にするカラー信号の配信方法を定義するものです。北米では、NTSC 方式が採用されています。

NTSC-EIAJ (National Television Systems Committee-Electrical Industries Association of Japan (日本電子機械工業会)) NTSC-EIAJ 方式では、アナログ NTSC ビデオの黒レベル (setup) が北米の 7.5 IRE に対して 0 IREに定義されています。日本では、NTSC-EIAJ 方式が採用されています。

PAL (Phase Alternate Line) ヨーロッパで広く使用されているビデオ配信方式です。

SECAM (Sequentiel Couleur Avec Memoire) フランスおよび旧ソビエト連邦で開発されたカラーテレビ放送システムです。Matrox RT.X システムでは、SECAM はビデオ入力にのみ使用できます。このビデオ方式を選択すると、ビデオ出力は PAL となります。

Matrox X.Tools を再インストールしないで、ビデオ方式を変更するためには、[X.toolsを再インストールしないでビデオ方式を変更できるように、全てのファイルをインストールする]を選びます。このオプションを選択すると、より大きなディスク容量が必要となります。[スタート]>[プログラム]>[Matrox X.Tools]>[ビデオ方式の変更]を選び、ビデオ方式を切り替えることできます。変更を適用するために、コンピュータを再起動します。

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